次世代レチノールとして大注目「バクチオール」について徹底解説

バクチオール

美容業界で次世代レチノールとして大注目の「バクチオール」には、シワの予防・ハリ感アップ、シミの原因へのアプローチ、ニキビや肌荒れの防止などの多くの美容効果があります。

この記事では、バクチオールの効果や、長くエイジングケア成分として用いられてきたレチノールとの違いについて詳しく解説します。

シミ・シワ用のスキンケアアイテムを探しているという方は、ぜひ参考にしてくださいね。

 

・バクチオールとは? 大注目のエイジング成分

バクチオールは、近年スキンケア業界で大注目されている美容成分です。『オランダビユ』というマメ科の植物から抽出された美容成分で、100%植物由来のため肌の弱い方でも安心して使用することができます。

その化学構造はレチノイド(ビタミンAの誘導体)に似ており、そのためスキンケア製品においては、次世代レチノ―ルと呼ばれています。

バクチオールは、肌にやさしいレチノール。つまり、肌へのやさしさと肌結果を両立させることができる成分なのです。

天然由来の成分を求めるナチュラル志向の方だけなく、エイジングケアを求める方からも支持されています。

 

・バクチオールの美容効果

美容業界で大注目の成分「バクチオール」には、数多くの美容効果がありますが、その中でも特に注目したい効果は以下の3つです。

  • シワの予防・ハリ感アップ
  • シミのもとにアプローチ
  • ニキビや肌荒れを防ぐ

3つの美容効果について一つずつ解説します。

◆シワの予防・ハリ感アップ

バクチオールが次世代レチノールと呼ばれる理由の一つは、シワの予防・ハリ感アップ効果が期待できることです。

①コラーゲン生成の促進
若々しい肌を保つための不可欠な成分「コラーゲン」は、肌のハリ・弾力を支えます。しかしながら、年齢とともにコラーゲンの量は減少。その結果、シワやたるみが生じることがあります。
バクチオールはこのコラーゲンの生成をサポートする可能性が考えられており、コラーゲンの量が増加すると、指で押しても肌が元の形に戻るほどの弾力を持つようになります。

②抗酸化作用
活性酸素は、ウイルスなどの外敵から肌や体を守る働きがあります。
しかし、ストレスなどの影響で活性酸素の量が増えすぎると、自らの細胞を攻撃し、特にコラーゲンを破壊する原因となります。
コラーゲンが破壊されると、シワができやすくなります。
このような活性酸素の害から肌を保護する働きが、バクチオールの抗酸化作用に期待されています。

◆シミへのアプローチ

バクチオールは、悩みの一つであるシミに対してもアプローチします。
そのアプローチ方法は、黒を白にするような美白成分とは異なり、シミの元からケアをするのです。

①シミのもとからケア
シミケアを試みても、なかなか効果を実感できないと感じる方は少なくないでしょう。
シミが形成される主な原因は、肌の奥深くのメラノサイトでメラニンが過剰に生成されることです。
多くのシミケアは表面のメラニンにアプローチするものが多いため、効果が限定的になることがあります。
バクチオールはこうした問題を解決。メラニンの生成を促進する酵素に直接アプローチし、日焼けによるシミの形成を抑制する効果が期待されています。
特に、これまでのシミケアで満足いく結果を得られなかった方に、バクチオールは強力な味方となるでしょう。

②肌のターンオーバーを促進
美しい肌を維持するための重要なポイントは、肌の新陳代謝、すなわちターンオーバーにあります。
これが正常に機能すると、常に新しい細胞が生まれ、肌の美しさが保たれます。
ただ、年齢とともにこの機能は低下し、シミなどの肌トラブルの排出が困難になってしまいます。
この問題を解決する効果が、バクチオールにあると言われています。
バクチオールは新陳代謝をサポートする効果が期待されており、その結果、シミを減少させ、肌の状態を改善する可能性があるのです。

◆ニキビや肌荒れを防ぐ

バクチオールは、ニキビや肌荒れに対しても効果が期待できます。

①抗炎症作用
バクチオールは、肌が弱い方でも使えるのが特徴の一つ。
しかも、バクチオールは、抗炎症作用を持っていることが示されています。

この抗炎症効果により、ニキビの原因となる皮膚の炎症や肌荒れを和らげるサポートをしてくれます。

②細菌の増殖抑制
ニキビの原因の一つに、細菌の増殖があります。
バクチオールは、ニキビの原因となる細菌の増殖を抑制する作用も期待されています。
バクチオールは、アダルトニキビなどで悩んでいる方にもおすすめです。

 

・バクチオールとレチノール、あなたの肌に合うのはどっち?

バクチオールとレチノール、どちらを使えばよいのか迷う方も多いと思います。そこで、バクチオールとレチノールの違いや選び方について解説します。

◆レチノールの基本情報

レチノールはビタミンAの誘導体であり、エイジングケア成分として長い間使用されてきました。
主な効果として、皮膚のターンオーバーを促進し、シワやシミ、たるみを減少させる能力があります。
しかし、その高い効果性の一方で、使用量や頻度を誤ると肌の赤みやかゆみなどの副作用が出やすい成分でもあります。

◆バクチオールとレチノールの違い

バクチオールとレチノールは、エイジングケアの効果で共通点がありますが、以下の点で違いがあります。

何からできている?
バクチオールは植物由来の成分であり、レチノールはビタミンAの誘導体です。

肌への刺激は?

一般的に、バクチオールはレチノールよりも肌への刺激が少ないと言われています。
敏感肌の方や、レチノールの副作用に悩む方には、バクチオールがおすすめです。

効果を実感できるまでの早さは?
レチノールは、即効性があると言われています。
しかし、その分刺激も強いので敏感肌の方は注意が必要です。
バクチオールの効果は持続性があり、使用すればするほど効果を実感できると言われておりますので、毎日鏡を見るたびに「昨日よりキレイ」と思えることでしょう。

◆バクチオールとレチノールどっちを選ぶ?

肌状態で選ぶ
まずは、肌の敏感度や現在の肌トラブル(シミ、シワ、たるみなど)を確認しましょう。
また、現在の状態だけでなく、過去の肌を思い返すことも重要です。
季節の変わり目など、過去1年の間に肌荒れを経験した方は、肌が敏感な可能性があるため、バクチオールを使うことをおすすめします。

目的に合わせて選ぶ
短期間だけの効果を求めるならレチノールを、いつまでも効果を持続したいならバクチオールを選ぶのが良いでしょう。

 

・バクチオールを使うときの注意点とおすすめのスキンケア

バクチオールは、レチノールに比べて肌への刺激が少ないと言われていますが、使用量や頻度には注意が必要です。
使用を始める際は、少量から試し、徐々に量を調整してみましょう。

バクチオールは植物由来で肌にやさしい成分として知られていますが、稀に肌の赤みや荒れを感じることがあります。そういった症状が出た場合は、使用を控えることをおすすめします。

◆他のスキンケア製品との組み合わせ方

バクチオールは他のスキンケア製品との相乗効果で、より美しい肌へと導いてくれます。

ステップ1
洗顔。バクチオールの効果を最大限に引き出すためには、まずはお肌を清潔に。洗顔で肌の汚れを優しく落とし、次のケアに備えましょう。優しい洗顔料を選ぶことで、肌を健やかに保つことができます。

ステップ2
バクチオールの使用。清潔な肌に、バクチオールを含むスキンケア商品を使用することで、その効果を存分に実感できます。

美容好きの方なら、これらの基本ステップを取り入れて、肌の美しさをさらに引き上げることができるでしょう。
お気に入りのスキンケア製品とバクチオールの組み合わせで、理想のケアを追求してみてくださいね。

 

・まとめ

バクチオールは、次世代レチノールとも称される美容成分で、コラーゲン生成の促進や抗酸化作用などの効果が期待されています。

レチノールよりも肌にやさしく、長期間使うほどに効果が期待できるため、美しい肌をいつまでもキープしたい方におすすめです。

今までに、シミ・シワ用のアイテムを使ったけどなかなか効果がでなかったという方は、ぜひ一度バクチオールが配合されたアイテムを使ってみましょう。

きっと救世主になってくれるはずです。

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